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新聞掲載:2006/10/25 宮古新報 朝刊 |
《記載内容》
『足元の良さ再認識を』 県宮古講座 地域活性化へ人材育成
宮古地域の活性化を実現するプロデューサー育成講座が23日、平良のホテルで始まった。初回は高知県馬路村プロデューサーの松崎了三さんが基調講演したほか、南大東島でラム酒を生産するレイスラムゼネラルマネージャーの高良裕江さんらを交えたパネルディスカッションが行われた。「地域別の資源の検討」を題材としたグループワークも行った。
この講座は国の補助を受けた県の離島活性化人材育成事業の一環として宮古、八重山の両地区で行われている。来年1月22日までの全11回講座。毎回、様々なジャンルで活躍する講師が招かれ、地域活性につながる講話やパネルディスカッションなどが行われ、これらに基づいたグループワークが行われた。また馬路村への視察も行われ、最終的には各グループが地域活性化戦略についてプレゼンテーションし競い合う。
基調講演では松崎さnがプロデュースした馬路村について講話した。活性化に欠かせない条件として□情報・イメージ□価値□融合□顧客-を挙げ、馬路村での経験を交えながら説明した。このうち情報について「どのような店がイメージされない店は100%売れない。自分がどうのように思い考えているのかを客に伝えないといけない。ブームはいずれなくなるものだけに情報を大切にしてほしい。自分の店に入るきっかけ作りが求められる。売り込む相手が誰なのか明確にしていくことが大切」と指摘した。
パネルディスカッションでは松崎さん、高良さん、同事業専任ファシリテーターの平井弘大さんが意見を述べた。このうち南大東島でラム酒作りに奮闘する高良さんが村を巻き込んだベンチャービジネスとして会社設立の経緯などを話した。
高良さんは事業経験をふまえた上で「島を好きな人がその島について発信していくことが大切」と強調した。松崎さんは「足元の良さを再認識し、外から見る目と内からの目線を忘れずに挑戦してほしい」と呼びかけた。 |
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離島活性化人材育成プログラム開発業務に関する重要な「お知らせ」が入り次第記載します。
(2006/6/20 現在)
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