《記載内容》 『県外大学生向け「企業留学」開始』　23人が経営者と意見交換 　県内企業へ就職を希望する県外の大学生などを対象にした短期インターンシップ「沖縄企業留学」がこのほど、那覇市内のホテルであった。二十三人の学生が、県内ベンチャー経営者五人を囲み意見を交わした。 　学生は「なぜ会社を興したのか」「どんな人材を必要としているのか」など率直に疑問をぶつけた。社長は体験を交えながら、「得意分野を活かしたかった」「あいさつができ、素直でやる気のある人材がほしい」などと答えた。学生はうなずきながらメモを取るなど、熱心に耳を傾けた。 　沖縄で販売業に就きたいという当山沙希さん＝桜美林大学三年＝は「ベンチャーの社長は留学など経験豊か。私も就職前にアルバイトでいろんな経験をしてみたい」と話した。 　学生は東京や福岡などの大学院や大学、短大に通う学生で、十一人が県出身。「留学」は二泊三日で開かれ、二日目は県内企業を訪問した。