《記載内容》
『就職活動の参考に 〜県内企業希望の県外学生』 経営者らから話聞く
沖縄での就職を希望する県外の大学生らが、県内企業を訪問する「第二回沖縄企業留学」(オーシャン21主催)が十三日から十五日までの三日間、那覇市などで行われた。沖縄での就職を希望する県外の大学に通う学生ら二十三人が企業を訪問、就職活動の参考にしようと経営者から会社設立の経緯などを聞いた。
2日目の十四日は、南城市知念の「株式会社・仲善」と恩納村の「琉球村」を訪れた。健康食品販売などを手掛けている仲善では、企画広報室長の堀田満さんが、広告に頼らずに利用客の口コミやインターネットのブログを積極的に利用し、知名度が高まっていることを説明。「はじめは、お金も知名度もないマイナスから始めたが、ここまできた」と話した。
沖縄出身で、北九州市立大学三年の山城若菜さん(21)は「卒業後は、沖縄に戻りたい。マスコミ関係の仕事を目指している。企業を訪ね、この企画でしか聞けない話がたくさんあったので、良かった」と語った。
鹿児島県出身で福岡大学三年の榊英男さん(21)は「人が温かいので、沖縄で就職したい。まだ職種は決めていない。企業の人から直接話しを聞けるので参考になる」と話した。 |
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